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検査員体制について検査体制について
輸入製品の、工場での製造工程途中及び出荷前検査を行える部門を西日本貿易現地法人の中に設置。適時検査を行い、貨物が日本に到着してからの品質不良を最大限撲滅。日本の顧客にとって大幅なコストダウンと労力の軽減につながるベネフィットを提供します。
検査員制度活用の成功例
- 検査員活用による納期改善、不良品発生の激減
- コロナ禍での新規大型設備輸入
A社向け事例
輸入品目:鋳鉄・製缶部品
従来の問題点:品質不良・納期遅延
西日本貿易の取り組み:
製造メーカーへ弊社現地検査員を派遣し、以下対応を行った。
1. 出荷前検査の徹底
2. 下記生産工程の日常的な確認
製造プロセスの順守
工程間検査実施
計測器の管理
塗料の使用方法・有効期限、塗装の下地品質は守られているか
4M順守
過去に発生した問題の原因分析と対策への対応
3. 上記1. 2.を踏まえ出張検品を行い、その都度報告書をA社へ提出。A社ご担当者からも評価・指示が得られ、それを製造メーカーへ伝える。そのような取り組みを継続的に重ねた結果、従来からの品質・納期問題の改善のみならず、歩留まり向上・コスト低減にもつながり、弊社はA社より全世界ベンダー数百社の中から最優秀ベンダーの表彰を頂いた。
B社向け事例
輸入品目:大型製造設備
当初計画では購入元であるB社技術陣が訪中し、候補メーカーの選定・技術交流・中間検査・出荷前検査を行なう予定であったが、コロナにより実施が困難となり、弊社に代行を依頼された。弊社では、B社の納期・品質要求を保証するため、現地スタッフ・検査員を各メーカーへ訪問させ、必要に応じ中国現地からリモート形式でB社と繋ぎ、候補メーカーの視察・選定、又、その後の技術交流や立ち合い検査を実施し、当初計画から大きな遅延無く納品することが出来た。更にその後の据付調整の段階でも、メーカースーパーバイザーが来日できないところ、再びリモート形式を活用し、現地作業をサポートすることで、コロナ禍の影響を最小限に抑えることが出来た。